2018/06/17
歯の話
カテゴリ:ブログ
歯は、エナメル質、象牙質、セメント質、歯髄で構成され、人体の中で最も硬い組織です。
エナメル質は、ほとんどが無機質で、ハイドロキシアパタイトの結晶が密に並んでいるような構造です。
もちろん細胞が作り出しているものですから、個人差や部分的に、結晶化度や石灰化度が異なったり低い箇所もあります。
そういった弱い部分からエナメル質の破折や虫歯菌が産生する酸での脱灰(エナメル質が溶けること)が進みます。
またエナメル質表層は、日常の飲食物により脱灰と再石灰化を繰り返しています。
この病的な脱灰と日常の脱灰から、エナメル質を守るためには歯面フッ素(フッ化物)塗布が有効です。
ハイドロキシアパタイトの結晶化の弱い部分にフッ素が取り込まれ、フルオロアパタイトになることで脱灰されにくい歯質となります。
特に乳歯や萌出したての永久歯のエナメル質は石灰化度が低いため、プラークコントロールと定期的なフッ素塗布がとても大切です。
エナメル質は、ほとんどが無機質で、ハイドロキシアパタイトの結晶が密に並んでいるような構造です。
もちろん細胞が作り出しているものですから、個人差や部分的に、結晶化度や石灰化度が異なったり低い箇所もあります。
そういった弱い部分からエナメル質の破折や虫歯菌が産生する酸での脱灰(エナメル質が溶けること)が進みます。
またエナメル質表層は、日常の飲食物により脱灰と再石灰化を繰り返しています。
この病的な脱灰と日常の脱灰から、エナメル質を守るためには歯面フッ素(フッ化物)塗布が有効です。
ハイドロキシアパタイトの結晶化の弱い部分にフッ素が取り込まれ、フルオロアパタイトになることで脱灰されにくい歯質となります。
特に乳歯や萌出したての永久歯のエナメル質は石灰化度が低いため、プラークコントロールと定期的なフッ素塗布がとても大切です。