2019/03/28
歯の豆知識vol.2 象の歯は4本だけ!?
カテゴリ:ブログ
今回は象の歯についてのお話です。
象の歯の本数は全部で4本だけです。しかし、1本が3~5kgほどもある、わらじのような形のとても大きな臼歯(きゅうし)なのです。
象は硬い木を1日にたくさん食べるので、大きくて表面のギザギザした丈夫な歯を持っています。
しかしそんな丈夫な歯でも次第にすり減ってしまいます。そうすると、象の歯は新しく生え変わるのです。
何回も生え替わることで有名なのはサメですが、象も6回も生え替わるのです。歯が6回生え変わり、その歯がすり減る頃(60~80歳)に象は寿命を終えます。それは、歯がすり減り、十分にえさを食べることができなくなってしまうからです。
動物園などの飼育下では、象の歯がほとんどなくなってしまうと、特別に細かくすりつぶしたえさを与えます
また象には一生伸び続ける歯もあります。
「牙」です。切歯(せっし)と呼ばれる歯のひとつです。
象はこの切歯を使ってえさとなる樹皮を削ったり、塩を含む土を掘ったりします。その他にも、切歯は攻撃する時の武器となります。また、切歯の上に長い鼻を乗せて、休ませることもあるそうです。
そしてこの象の切歯は常生歯(じょうせいし)、または無根歯と呼ばれ、生きている間ずっと伸び続けます。ネズミの仲間である齧歯目(げっしもく)の動物たちと同じです。
象の歯の本数は全部で4本だけです。しかし、1本が3~5kgほどもある、わらじのような形のとても大きな臼歯(きゅうし)なのです。
象は硬い木を1日にたくさん食べるので、大きくて表面のギザギザした丈夫な歯を持っています。
しかしそんな丈夫な歯でも次第にすり減ってしまいます。そうすると、象の歯は新しく生え変わるのです。
何回も生え替わることで有名なのはサメですが、象も6回も生え替わるのです。歯が6回生え変わり、その歯がすり減る頃(60~80歳)に象は寿命を終えます。それは、歯がすり減り、十分にえさを食べることができなくなってしまうからです。
動物園などの飼育下では、象の歯がほとんどなくなってしまうと、特別に細かくすりつぶしたえさを与えます
また象には一生伸び続ける歯もあります。
「牙」です。切歯(せっし)と呼ばれる歯のひとつです。
象はこの切歯を使ってえさとなる樹皮を削ったり、塩を含む土を掘ったりします。その他にも、切歯は攻撃する時の武器となります。また、切歯の上に長い鼻を乗せて、休ませることもあるそうです。
そしてこの象の切歯は常生歯(じょうせいし)、または無根歯と呼ばれ、生きている間ずっと伸び続けます。ネズミの仲間である齧歯目(げっしもく)の動物たちと同じです。